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このブログは、中途半端なヲタク化が進行しつつある都市・福岡県北九州市を拠点に、好きなアニメ・マンガの事、または普段の生活で感じた事なども書いていくアニメコメンテーター・オッキーのブログです。
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先日、新海誠監督の最新作『星を追う子ども』を観てきました。


これまでの新海監督の作風とはちょっと違って、

ジュブナイル(児童文学)的なジャンルに挑戦した意欲作を聞いて

どのような作品になるかと、期待と不安で観に行ったのですが、

全体的にはまあまあ面白かったです。

言ってしまえば、


『(ラピュタ+もののけ姫+ゲド戦記)÷3』


でした。



まあ面白かったのですが、

これまでの作品に多く見られた『主人公の心(あるいは監督の主張)を

代弁したかのような風景画』が欠けていたような気がしました。

具体的に、

新海監督作品に見られる風景画の視点が低いアングルだった、

という事です。

多分、ジュブナイルを意識し主人公や他のキャラに感情移入させるために

あえてカメラアングルを低くしてキャラに寄り添った画面を

作ったのでしょう。

それと、ジュブナイル的な物語の構成を初めて手掛けたせいもあってか、

展開にややダラダラした感じがあったのは否定できませんでした。


主人公の物語的な構成は上手く纏まっていたように思えます。
(『さびしい日常を送る少女』→『少年との触れ合い。少年の死を受け入れられずアガルタへ旅立つ』→『少年の死を受け入れ涙する』→『少女は前向きに生きていく事を決意する』って感じでしょうか)


しかし、

世界観の説明ゼリフがやや多かったので専門用語などが判りづらく、

そこに「新海節」が重なったせいでダラダラした感じがしたのです。

この部分の構成を

より客観的にリライトしてもらったら、かなりスッキリしたでしょう。

でもそれをやってしまうと

新海監督の持ち味が消えてしまうようで難しいところですね。

あと、

アクションシーンはもっとスピーディに編集してほしかったです。


まあ今度はもっと、

スッキリしたジュブナイルものを観てみたいですね。



そんな感想でした。。。

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福岡県に在住。アニメや漫画が好きで、ストーリーや作者・スタッフの製作意図などから作品分析などをやってみたりします。
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